料理の彩りや盛りつけを、
ちょっと整えるだけで映える写真に大変身!
忘れずに実践したい、撮影前のひと工夫を学びましょう!
料理は、同じメニューでも食器の色や形が変わると、印象が違って見えるもの。今回は、料理を引き立てる食器選びを学びましょう。
Aは主役のそうめんとお皿の色が対照的で、そうめんがより際立って見えます。
逆にBは、主役のそうめんとお皿が同じ白色のため、統一感はありますが主役のそうめんが目立たない印象。料理の何を見せたいかを考えて、お皿選びのポイントを見てみましょう!
ここでのポイントは、主役の料理を引き立てる色味のお皿を選ぶことが大切です。濃い色やあざやかな色の料理なら白をベースとしたシンプルな皿を、逆に料理の色が淡い場合は、白以外の色や柄の入った皿で華やかさを演出することができます。なので、そうめんや冷奴のように白い料理は、黒いお皿を選ぶとより引き締まって見えますね。
例えば陶器なら温かくほっこりした雰囲気に、ガラスの器なら涼しげな雰囲気が演出できます。また和食器や洋食器など、撮影したいシーンに合わせて食器を選ぶことでより世界観を伝えやすくなります。
料理ごとに、お皿の形状を変えましょう。まず、空の食器をテーブルに並べバランスをみます。焼き魚なら長方形や楕円形のお皿、あんかけ料理なら少し深めのお皿を選ぶなど料理の相性を探ってみてもいいですね。
お皿の大きさに合わせたカトラリーを選ぶと、リアルな食卓が演出できます。料理の彩りやお皿のカラーに合わせて、テーブルコーディネートを工夫してみましょう。
複数の料理がある場合は、ワイングラスやボトルなど、背が高いモノはいちばん奥に配置しましょう。そうすることで、写真に奥行き感を出すことができます。
花瓶やコースター、ハンカチなどお家にある小物を、写真のアクセントとして取り入れてみましょう。料理の邪魔にならないように添えるだけで、雰囲気や季節感を変えることができます。
料理をおいしく撮影するために大切な、テーブルを彩る食器選び。カトラリーや小物も一緒に置いて、レイアウトを工夫するとさらに素敵になります。
秋の食卓シーンをイメージしてサーモンのグリルを2皿撮影しました。どちらの写真がより季節感が伝わりますか?背景の色に注目して選んでみましょう!
こちらの答えは次回!お楽しみに♪
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