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お弁当やお惣菜、どうやって選びますか?

こんにちは(^o^)/ 春ですね♪ 春は新しいことが色々始まる季節です!

これが「健康な食事」の認証マーク!

*厚労省ホームページより

そしてこんなことも始まります。

4月から、国に届出をすると、スーパーやコンビニなどで販売されるお弁当やお惣菜に「健康な食事」認証マークを付けられるようになります。以前のビオサポだより(第43回)でもお伝えしましたが、生活クラブはこの制度に「問題アリ」として、厚労省が募集したパブコメに意見を提出しました。

さて、何が問題アリなのでしょうか?

まずは「健康な食事」のとらえ方として、食品・食材の安全性や国内の安定的生産には全く触れられていないことがあげられます。「健康な食事」はカロリーや塩分などの「食べ方」だけではなく、食材そのものが健全であることが大事です。食品添加物や遺伝子組み換え食品、農薬や抗生物質、環境ホルモンに化学物質、放射性物質など、気になることはたくさんあるのに、そういうことって関係ないのでしょうか???

マークが付いていたら、それを選ぶことが「健康なお弁当」や「健康なお惣菜」を選ぶことだと考えてしまいますよね。どれだけ食品添加物を使っていても原材料が輸入品でも、マークを付けられるのです。

また、マークは弁当や総菜ごとに付くようですが、「健康な食事」のための栄養バランスは最低でも「一日当たり」の単位で考えることが必要です。それなのに、一食や単品で考えるなんて、かえって誤解を招きます。

おまけにそんなマークを付けられるのは、大手の事業者だけなのでは?…というのは、管理栄養士を配置して日々の商品の栄養価計算ができなければマークを使うことはできないからです。小さなお店などにとっては、ハードルがとっても高いのです。

たとえば、ワーカーズ・コレクティブ(*)が作っているお弁当やお惣菜は、食べる人のことを考えて、素材にこだわって手作りして地域密着地産地消で頑張っていても、マークは付いていません。

(*)地域で必要な事業を自分たちで出資・運営している協同組合。食に関するワーカーズ・コレクティブが作るお惣菜やお弁当が、生活クラブのお店「デポー」の一部で販売されています。

ワーカーズ・コレクティブについてはこちら:ワーカーズ・コレクティブ ネットワークジャパン http://www.wnj.gr.jp/

そこで食に関わるワーカーズ・コレクティブの皆さんも、どうしたら自分たちが作るお弁当やお惣菜が「健康な食事」につながると考えてもらえるのか、ビオサポーター養成講座で学びながら自分たちで工夫していこうとしています(^o^)v

「おうちごはん」はもちろん、外で買ったり届けてもらったりする時も、本当に安全で安心できる食べものとは何かを考え、栄養のバランスもよく元気になれる食べ方を考える「食べもの半分、食べ方半分」のビオサポ流でいきたいですね♪

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