スポーツの秋☆
健康の増進のためには「栄養」「運動」「休養」の3つが大切であることは、広く知られていることかと思います。
健康のために栄養に気を使っていても、十分な休息がなかったり、全く運動をしない習慣が続いている方は、いらっしゃいますか!?改善したい気持ちはあってもなかなか実践できないものですよね。
でもそんな方にとって秋はもってこいの季節ではないでしょうか!!
外に出ると日差しも優しく、清々しい風が吹いていて、なんとなく体を動かしてもいいかな…と思う方も多いと思います。
なんといっても秋は「スポーツの秋」! 今週は運動について書きます!(^^)!
まず、「運動」には「有酸素運動」と「無酸素運動」があります。
運動時、身体がエネルギー源として糖質を使うか、脂質を使うかは、運動の種類、時間、強度によって異なります。
有酸素運動では脂質の利用が増加し、無酸素運動では主に糖質が利用されます。
有酸素運動の代表としては、
♦ウォーキング ♦ジョギング ♦水泳 ♦サイクリング ♦エアロビクス などが挙げられます。
これらの運動は、常にたくさんの酸素を取り込みながら行うので、呼吸器系の機能改善や肥満の予防・解消に効果的(*^^)v
「楽である」から「ややきつい」程度の範囲で、最低15分~30分程度運動を持続することが大切で、運動の頻度は週3以回上が望ましいとされています。
無酸素運動の代表としては筋力トレーニングが挙げられます。
これまで健康増進のためには有酸素運動を行うことが勧められてきましたが、筋肉量が増加すると、相対的に体脂肪率が減少するため、無酸素運動の効果が見直されてきています(^^♪
さて、普段から高度なスポーツをされている方や、毎日部活動で身体を動かしている学生には、鉄欠乏性貧血が多く見られます。その原因として、食事による鉄摂取量の不足が挙げられます。
また、鉄は汗、尿によって排泄されるため、普段から身体を動かして汗を流している人は、そうでない人と比べて、鉄の排泄量は多いとされているので、十分な配慮が必要です。
貧血は持久力の低下を招くだけでなく、筋肉中に乳酸が蓄積しやすくなることから、瞬発系の運動にもマイナス要因になることが分かってきました。
スポーツをたくさん行っている方は、貧血に注意して普段の食事を気にかけてみてください。
ちなみに鉄は、ヘム鉄と非ヘム鉄に分類されますが、レバー・マグロ・牛肉などの動物性食品に含まれるヘム鉄の方が吸収性が高いです。非ヘム鉄は主に植物性食品に多く含まれており、吸収率はヘム鉄ほど高くありませんが、クエン酸やビタミンCなどと一緒に摂取することで吸収率は高まります(^^)
ところで!
私は普段から有酸素運動と無酸素運動どちらも行っています!
なにをやっているかというと、キックボクシングです^m^!!
改めて、キックボクシングは、有酸素運動と無酸素運動が半分半分でバランスの良いスポーツだな~と感じました。
ちなみに私のジムのクラスには3名ほど組合員がいらっしゃいます(*^。^*)
まだまだ隠れボクサーいそうですね~♪
ではまた来週(^o^)/
参考:ネオエスカ応用栄養学(同文書院)