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トップ > コラム・読み物 > どのぐらい食べるのが適量?「ごはんの食べ方」を知ろう
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どのぐらい食べるのが適量?

「ごはんの食べ方」を知ろう

私(ビオサポ助っ人・W)には高校生の娘がいるのですが、最近夕飯のときに「おかずは食べるけどごはんは要らな~い」と言いだすことがあります。理由を聞くと「太るのが気になるからごはんは食べない」などと抜かすのです!ムムム…!(心の声:太るだとォ~!母の私より断然すらっとしてるのに~ッ!ヽ(`ヘ´)ノ)がしかしここはひとつ感情的にならずに、ちゃーんと理論的に「ごはんの大切さ」を娘に説きたい!…というわけで、調べてみました。

食事バランスガイドで「何を」「どれだけ」食べたらいいかチェック

娘いわく「だって朝はパンも食べてるし、お昼にはお弁当でごはん食べてるし、夜に白いごはん食べなくたって十分じゃない?」うーん、そう言われると、人が一日に食べるごはんの適量って、どのぐらいなんでしょう…?こんなときに役立つのが「食事バランスガイド」です!以前、ビオサポ記事でも紹介したことがありますが、おさらいおさらい。

食事バランスガイド

【出典】農林水産省ホームページ「食事バランスガイド」について

http://www.maff.go.jp/j/balance_guide/index.html

これは農水省と厚労省が共同で作成したガイドで、「何を」「どれだけ」食べたらよいかをわかりやすくイラストで示したもの。「主食」「副菜」「主菜」「牛乳・乳製品」「果物」の5つの料理グループごとに「○つ(SV)」という単位で一日の目安が示されています。これを見れば、例えば「主食(ごはんやパンや麺)」を一日にどれぐらい食べればいいか?その他の食べものを一日どれぐらい食べればバランスがとれるのか?などがわかるわけです。細かく食品名を当てはめる必要はなく、ざっくり「主食」「副菜」「主菜」などで考えればいいので、(ズボラな私でも)使い勝手◎!

成人女性の主食の一日の適量は「ごはん中盛り3~4杯」

「でも、子どもとお年寄り、運動する人としない人では、一日の食事の目安量も違うよね…?」と思った方、それがパッとわかるチャートもありますよ~。

農林水産省「食事バランスガイドチェックシート」

【出典】農林水産省「食事バランスガイドチェックシート」

http://www.maff.go.jp/j/syokuiku/zissen_navi/yun/sheet.html

これによると、高校生の娘もおばちゃんの私も(普段の活動量はともにふつう以上)、真ん中の欄を見ればいいということになります。つまり、一日の主食の適量は「5~7つ」。食事バランスガイドによると、ごはん中盛り1杯が「1.5つ」なので、3~4杯にあたります。つまり、主食をごはんだけで考えるなら、12歳~69歳の女性で身体活動量がふつう以上の人は、中盛りのごはん3~4杯が一日の適量の目安ということ。女性でもこのぐらいはとったほうがいいんですね!うちの娘のように「朝に食パン1枚、お弁当に中盛りのごはん1杯、夜はごはん抜き」なんてことになると、「2.5つ」にしかなりません。これでは少なすぎ、ということがわかります。みなさんも、ぜひ上の表で、自分の適量をチェックしてみましょう。

炭水化物は重要なエネルギー源。ごはんをもっと食べよう!

ごはんなどの穀類に含まれる炭水化物は、おもに体のエネルギー源として利用されます。炭水化物が足りないと、エネルギーが不足して疲れやすくなることもあります。また炭水化物は脳のエネルギー源でもあるので、不足すると頭の働きがにぶる可能性も。炭水化物のほかに、たんぱく質や脂質もエネルギー源になりますが、「日本人の食事摂取基準」(厚労省)によると、必要エネルギー量のうち半分以上(50~60%以上)は炭水化物から摂ったほうがよいそうです。みなさん、ごはんはしっかり食べたほうがいいんですね!「一日にごはん3~4杯」はOKライン、と女性のみなさんに知ってほしいです!(^o^)ノ

ごはんとお味噌汁は栄養的にも相性バツグン

ここで耳寄りなお話をひとつ。私たち日本人が普段何気なく食べている「ごはんとお味噌汁」という組み合わせ、味だけでなく実は栄養的にも相性バツグンなんですって!食品それぞれに含まれるアミノ酸は体内で重要な働きをしますが、中でも体内で必要量を合成できない9種類は「必須アミノ酸」と呼ばれ、食事から摂る必要があります。米の必須アミノ酸は、9種のうち「リジン」が少ないのですが、大豆にはこの「リジン」が多いのだそう!つまり、ごはんとお味噌汁は、アミノ酸バランス的にもおすすめの組み合わせというわけですね♪

安心でおいしい生活クラブのお米、どんどん食べよう!

私たちの食生活を、栄養的にもしっかり支えてくれている「ごはん」。生活クラブでは、各地の提携生産者が作る安心でおいしいお米を組合員に届けています。定期的に組合員が産地を訪れ、品種から栽培方法、価格までを生産者との話し合いで決定。化学合成農薬や化学肥料を極力減らし、農家にも無理がかからず、水や自然を汚さない独自の米作りを進めています。

また毎日食べるお米だからこそ、生活クラブでは、計画的な利用と生産を支える「ビジョンフードよやくらぶ」を行なっています。組合員が予約することで、産地では後継者まで安心して米作りができる環境が生まれます。「予約して食べる」ことで、私たちはもちろん次世代の子どもたちまでが安心して食べられるお米を、生産者が作り続けていける、そんな未来へつながる取り組みなのです。

正しい食の知識をもとにおいしいごはんをしっかり食べるって、健康のヒケツでもあり食生活を豊かにすることでもあるんだなあと、あらためて思いました!今日も、おいしいごはん、いただきまーす!

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