“おやつ”ではなく“食事”と考えよう! 栄養バランスを整える「間食」のススメ
食べることが大好きで、運動不足がちょっと心配な50代。少しでも健康的な食生活をめざして、さまざまなトピックを毎月みなさんと一緒に探っていきたいと思います!
最近気になる「フレイル」という言葉。
みなさんは聞いたことありますか?
フレイルとは“筋力や心身の活力が低下し、介護が必要になりやすい虚弱な状態”を指す言葉。カタカナで語感はふんわりしていますが、実はちょっと心配な状態です…!
「フレイル」は、高齢になってからの問題でしょ?と、のんびり構えてはいけません。最近の調査では40~50代のフレイルの増加も指摘されているそうなんです。50代の私も他人事ではない…!では、フレイル予防のために食生活で気をつけるべきことって?
<目次>
- ・フレイル予防のためには運動&栄養!
- ・食事で足りない栄養は「間食」で補おう
- ・<おすすめの間食1>朝食が食べられなかったとき
- ・<おすすめの間食2>菓子パンやおにぎりだけの食事になってしまったとき
- ・<おすすめの間食3>普段から意識して摂るとよい間食
フレイル予防のためには運動&栄養!
フレイル予防のためには、足腰や運動機能が衰えないように軽い運動を習慣にすることが大切。それとともに、筋力や体力を維持するための食事が大事です。私のまわりでも、若い頃に“太らないように”と気にしていた習慣が今でも残っていて、50代を過ぎてもついつい食事をセーブしてしまう人、特に女性の場合に多い気がします。でも、フレイル予防で大事なのは低栄養を防ぐこと。バランスよく食べて、筋力や体力をキープしたいですね。
「朝・昼・夕3度の食事」で栄養を摂るのが従来の食事イメージですが、仕事・家事・育児・介護と忙しい毎日、規則正しい食事なんてムリ~!という方も多いのでは。
私も用事に追われてゴハンを食べそびれて、変な時間にお腹がグ~…。「こりゃイカン」となって、つい手近なスナックや甘いお菓子でお腹を満たしたり、なんてこともあります。これ、食生活としてはたぶん(いや絶対)よくないですよね~。
食事で足りない栄養は「間食」で補おう
そこでビオサポの管理栄養士さんに相談してみました!こういうときにあらためて注目したいのが「間食」だそうです。食事と食事の間が空きすぎないように摂る「間食」、分けて食べる「分食」、足りないものを補う「補食」なども、まとめて「間食」。なるほど! 楽しみのために食べるおやつというよりは、普段の食事を小分けにするイメージですね。
シーンごとにおすすめの間食を聞いてみました。
<おすすめの間食1>朝食が食べられなかったとき
おにぎりやパン、サンドイッチ、焼きいもなど
生活クラブの消費材なら…
焼きおにぎり、ライスバーガー、こむすびちゃん、赤飯おにぎり(俵型)、中華肉まん、ふんわりチーズドッグ、冷凍焼きいもスティックなど
なるほど~。朝食を食べられなかったとき、小腹がすいてついお菓子をつまみがちですが、主食にあたるものをしっかり食べた方がいいんですね。これでエネルギー不足も解消!
<おすすめの間食2>菓子パンやおにぎりだけの食事になってしまったとき
牛乳、ヨーグルト、チーズ、豆乳、ゆでたまご、納豆、さつま揚げ、ちくわなど
生活クラブの消費材なら…
自慢のパスチャライズド牛乳を使った乳製品をはじめ、おさかなソーセージ、笹かまぼこ、皮なしミニコロウインナー、チキンナゲット、ミニアメリカンドッグなど
筋肉の維持に欠かせないたんぱく質。食事で足りてないなと思ったら、間食で補給! 手軽に食べられそうな食品、いっぱいありますね~。
<おすすめの間食3>普段から意識して摂るとよい間食
カルシウムを摂れる、牛乳、ヨーグルト、チーズ、いりこなど。そのほかのミネラルやビタミンや食物繊維を補えるジュースやスープ、果物もおすすめ。スナック感覚でつまめるドライフルーツやナッツ類もいいですよ。
生活クラブの消費材なら…
キャンディーチーズ、食べるイリコ、飲むにんじんキャロットジュース、信州トマトジュース食塩無添加、甘み際立つあら挽きコーンスープ、ドライフルーツ・ナッツミックス、干しプルーンなど
賞味期限が長く、調理要らずで栄養が摂れる「間食」、こうしてみるといろいろありますね。
食事からの栄養が少し足りないかな?と思ったときに手軽に補給する、こういう「間食スタイル」なら、私もムリなく実践できそうです!自分に合った食事のスタイルを見つけて、これからもずっと元気に過ごしたいですね。