「献立」ってなんだろう?
実は、これまでのライブリーに掲載されたお料理は、一品料理のレシピの紹介が主でした。「献立」を提案するのは、新しい試みです。
ビオサポ食堂チームは、そもそも「献立」ってなんだろうということから議論を開始しました。
「献立」っていう呼び方、なんだか古くさくないかな?
メニュー」の方がいいのかな?
「献立」も「メニュー」も「食卓に供する料理の種類や順序」のことのようです。でも、食文化が西欧と日本で違う。
アラカルトのような1品料理を組み合わせてコースにするのが「メニュー」の基本。
一方、和食は、そのルーツを「懐石料理」「本膳料理」においています。
「懐石料理」も「本膳料理」も基本が一汁三菜。
煮物・焼物・生のものと温かいお汁、そしてごはん。
これが「懐石料理」の一汁三菜。
わぁお 書いているだけでお腹が減ってきた…!
ごはん(炭水化物)といっしょに、主菜(タンパク質と脂質)と副菜(野菜や海草・小魚などのビタミン・ミネラル)を、口の中でミックスして食べる和食は、実は5大栄養素をバランスよくとる知恵がぎっしりつまっています。
心のこもった1組1人前の料理が「献立」
旬を大切に、食材をバランスよく食べるのが「献立」
ごはんが食卓の中心になっているのが「献立」
そう考えて、ビオサポ食堂チームは、これから検討する食事を「献立」と呼ぶことにしたのでした。(続く)
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