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欠食と生活習慣病の関係

みなさんは、朝ごはんちゃんと食べていますか?

朝からきちんと食べると、なんとなく太るような気がして欠食する方も多いようですね。

「カロリーはそんなに摂っていないはずなのに、なぜか最近、血糖値や中性脂肪が高くなってきている」といった声も、よく聞きます。なぜでしょうか??

食事と食事の時間が空きすぎたり、食事回数を少なくすると、肝臓での中性脂肪やコレステロール合成が増え、肥満や脂質異常症の原因となります。

また、昼は仕事で忙しく軽く済ませることが多くても、夜はリラックスしてゆっくり食べる時間があるので、つい食べすぎてしまうことありますよね。

たとえば、

・朝はコーヒーだけ

・昼はカップラーメン1つ、またはパン1個だけ

・夜はがっつりご飯

を普段の食事だと想定します。

この食事では、血糖値のリズムが大きく乱れます。

血糖値のリズムの乱れは、糖尿病のリスクを高めるといわれています。

朝食がコーヒーのみでは血糖値の上昇は少なく、昼食に麺類などの炭水化物中心の食事では、急激な血糖値の上昇と低下を起こします。

そして3食の中で夕食の量がいちばん多いと、寝る前に血糖値を高くしてしまいます。

このような食事が習慣になると、インスリン分泌にも影響を与え、糖尿病のリスクが高まります。

朝食を欠食せず、バランスの良い食事を心がけると血糖値は規則正しくゆるやかに上昇していくので、健康維持につながりますよ。

ビオサポの学習会でもお伝えしていますが、食事は一品だけではなく組み合わせることが大切です。それは、栄養素はお互いに作用しあいながら体に消化吸収されていくからです。

ついついカロリーだけに注目しがちですが、それだけでは健康な食事とは言えません。

たとえば、糖質(ごはんやパン)を食べてエネルギー源にするためには、豚肉に多いビタミンB1が必要です。きちんと変えることができないと糖質は脂肪へと姿を変えます。だから、「パンしか食べていないから、食べすぎていない」などと、カロリーだけに注目するのではなくて、組み合わせも考えたいですね。

でも、普段いちいち栄養素の組み合わせを考えて献立を作るのは大変!

だから、一品だけでなく野菜・海藻・乳製品と、いろいろな食品を献立の中に取り入れて幅広く栄養素を摂取していきましょう。そうすれば自然とバランスが整った食事ができるはずです☆

(参考)

『知っておきたい 食生活支援のコツとポイント』 第一出版 2014年

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