ダイエットと食物繊維
こんにちは(^o^)/
昔、「夏やせ」という言葉を聞いたことがありますが、今の私の悩みは「夏太り」をどう解消して秋を乗り切るか?です。
単なるビールの飲みすぎという説もありますが…
(^o^;
ダイエットと言えば、炭水化物を抜く(糖質を控える)ダイエットが話題になりましたよね。その前は脂肪を控えるダイエットが主流だったと思います。もちろんビオサポとしては極端なダイエットは決してお勧めしません。
さて、この糖質制限ダイエットと脂質制限ダイエット、どちらが効果的なのか?という素朴な疑問に対して「こんな考え方もある!」という記事を見つけたので、ご紹介しますね。
それは月刊「食生活」という雑誌の2015年10月号にありました。
科学的に最も効果的なダイエットは、そのどちらでもなく、「(1)ゆっくり食べる。(2)食物繊維がたくさん入っている食べものを食べる」ことだという説です。本気で自分の健康のことを考えて、本気で体重を管理したい人には特にお勧めだそうですよ。 ここでポイントなのは、糖質ではなく、もうひとつの炭水化物である食物繊維です。炭水化物は糖質と食物繊維で出来ているので、糖質を制限しようとして炭水化物を抜くと、食物繊維まで不足してしまうからです。
食物繊維は「ヒトの消化酵素で消化されない食物中の難消化性成分の総体」と定義されていて、水に溶けない不溶性食物繊維と、水に溶ける水溶性食物繊維があります。 不溶性食物繊維は腸を刺激したり便の量を増やしたりして排便を促し、腸内環境を改善して便秘や腸の病気予防に役立ちます。
水溶性食物繊維は血糖値の上昇を穏やかにし、コレステロールの吸収も妨げるので、糖尿病や脂質異常症の予防にも役立ちます。
でもサプリメントなどで大量に摂取すると、下痢を起こしたりして、体に必要な栄養素の吸収が妨げられることも…。
最近は「血糖値の上昇を抑え、脂肪の吸収を抑える機能性成分」として、トクホや機能性表示食品にも「ひっぱりだこ」の難消化性デキストリンも食物繊維のひとつです。
ここで是非みなさんにお伝えしたい情報があります。 生活クラブ連合会が発行している「生活と自治」9月号の「調べてみました!生活Q&A」に登場の国立健康・栄養研究所健康食品情報研究室長の千葉剛さん。「どこに注意する?『機能性表示食品』」というテーマで、この難消化性デキストリンについて、こんなふうに答えてくださっています。
「機能性成分の摂取が脂肪の吸収を抑える比率は数パーセントに過ぎず、偏った食生活を改めてバランスのとれた食生活に戻す方がずっと効果があります」
よくぞ言ってくれました!
何だかビオサポに太鼓判を押してもらえたような気分です。
健康もダイエットも、バランスのとれた食生活が基本なんですね(^o^)v
季節を問わず、季節を楽しんで、バランスよく、おいしく食べましょう♪
【参考】
月刊「食生活」2015年10月号 「ダイエット、ぶれない科学で考えよう」
「栄養素の通になる」女子栄養大学出版部