偏りがちな夏の食事…こんな工夫でバランスよく♪
食欲落ちぎみな夏。ついつい食事もおろそかになってしまいますが、するとそのせいで体調を崩すという悪循環に。 ちょっとした工夫で少しでも食事のバランスがよくなるよう、一緒に考えてみましょう♪
食欲が落ち食生活が乱れがちな夏
夏もいよいよ本番…。言いたくないけど、毎日暑い!…ですねぇ。
私(ビオサポ助っ人・W)は東京で生まれ育って今も東京に住んでいるのですが、最近、友だちや家族と話すと必ず「東京、昔より暑くなってない!?」という話題になります。 でも自分が年をとって昔より暑さに弱くなっているだけなのかなあ…と考えていたら、先日気象庁から「大都市は気温が上がっている」という発表があって(「ヒートアイランド監視報告2016」)、やっぱり!と思いました。 データから算出した年平均気温の100年あたりの上昇が、東京では3.3℃にもなるそうですよ!そ、それは暑いはずだ…(@_@;)
大都市でなくても、ムシムシ暑い日本の夏は過ごしにくいですよね。 キンキンに冷房がきいた場所と炎天下の行き来で体調不良、食欲がわかない…なんてことも少なくありません。するとつい、毎日の食事も「のどを通りやすいさっぱりしたもので…」と、めん類ばっかりなんてことになりがち。
「麺だけ」の食事は栄養バランス赤信号!
しかし、とりあえずお腹にはたまっても、「そうめんだけ」「そばだけ」などの食事だと、摂れる栄養素は炭水化物(糖質を多く含む)に偏ってしまい、たんぱく質、ビタミン、ミネラルなどの体に必要な栄養素が不足してしまいます。 さらに夏は清涼飲料水を飲んだりアイスを食べたりする機会も多くなり、その面でも糖質の摂取が増える傾向に。
体調を崩したり夏バテに拍車をかけたりしないよう、食欲があまりないときでも、食事のバランスには 気を配らないといけませんね。夏はつい「麺だけ」になりがち…というそんな方におすすめなのが、そうめんやそばに、ちょっとした具材を合わせたり和え麺にしたりする食べ方。 生活クラブの「レシピ大事典」や「これいい?クラブ」にも、おすすめレシピがたくさんありますのでご紹介します!
ビタミンB1 豊富な豚肉を合わせる!
ビタミンB 1 は、炭水化物(糖質)をエネルギーに変えるときになくてはならない栄養素。主食として摂ったご飯やめん類をきちんとエネルギー源に変えるのに欠かせません。そんなビタミンB 1 を多く含む食材が豚肉。 豚肉をめん類にのせたり和えたりするメニューは栄養的にも相性バツグンなんです。糖質を含む甘い清涼飲料水をついたくさん飲んでしまったときも、ビタミンB1の摂取は大切ですね。そんな豚肉+めん類のおすすめメニューがこちら。
野菜とたんぱく質をプラス!
さっぱりしためん類しか食べたくない!というときでも、サラダ風にトマトなどちょっとした野菜をのせるだけで栄養価はアップ。えびやツナ缶などを合わせれば、たんぱく質も摂れバランスがよくなります。 冷蔵庫にあるありあわせの食材を活用するとよいですね♪
ひと夏を元気に過ごせる体をキープするために、食事はやっぱり大事。栄養成分を細かく計算したりまではしなくても、「“麺だけ”になってないかな?」「この食事に野菜足りてるかな?」 「肉や魚はちゃんと食べてるかな?」と考えて、ちょっと食材に気を使ったり、足りないものをプラスしたりといった工夫ができるといいですね。暑い毎日、お互い頑張っていきましょう!\(^o^)/