塾に行く前の小腹空き…いったい何を食べればいい?
塾に行く前の食事に取り入れてほしい「炭水化物」
塾通いの子どもの食事は悩みどころ。塾が終わってからだと夕飯を過ぎてしまうけど、出かける前だと夕飯には早いし…。ということで、出かける前に何かちょっとしたものをお腹に入れたいもの。でも、甘いお菓子やスナック菓子などでお腹を満たしてしまうと、カロリーが高い割に栄養があまり摂れなかったり、腹持ちが悪くてすぐにお腹が空いたり。では、塾の前にはどんなものを食べるようにすればよいのでしょうか?塾の前に何か軽く食べさせたい、というときに、ぜひ取り入れてほしい栄養素は「炭水化物」です。ご飯やパン、麺類、いも類に多く含まれている栄養素ですね。炭水化物は、人間が活動するためのエネルギー源の主役で、ブドウ糖の供給源です。そして私たちの体の中でも、特に脳や神経組織といった器官は、エネルギー源としてブドウ糖しか利用できないんです。つまり、脳をたくさん使って勉強しよう!というときこそ特に、炭水化物は大切というわけですね。
栄養の摂れる軽食をなるべく手軽に準備しよう
もうひとつ気にかけたいのは、塾の前に食べる「量」。中途半端な時間にあまりしっかり食べてしまうと、満腹感がありすぎて塾での勉強に身が入らない、なんてこともあるかもしれません。家庭の状況によって臨機応変に、というところではありますが、塾の前に炭水化物中心の軽食を摂り、帰宅後に夕飯の中でも野菜やたんぱく質のおかずを中心に摂るようにすると、バランスがとれそうです。親としても、普段の家事や仕事にプラスして学校や塾との連絡や面談などをこなしながら、食事のことにも気を使わなければいけないので、この時期はけっこう大変! 栄養の摂れる軽食を、なるべく簡単に用意できるといいですね。
そこで、塾に行く前の短い時間でなるべく手軽に用意できる、子どもの軽食向けのおすすめレシピをいくつかピックアップしてみました。ぜひ参考にしてみてください。
定番のおにぎりもちょっと目先を変えて栄養もプラス
おにぎりは、ご飯から炭水化物が摂れ、手軽さもバツグンのメニュー。具材に野菜やたんぱく質を少しプラスすると、栄養バランスもとれ、目先が変わって子どもも喜びます。コンビーフなどの缶詰や、冷凍のチキンナゲットなどを使うとより簡単ですね。■コンビーフときゅうりのサラダおにぎり
■チキンナゲットと卵のおにぎり
レトルトを利用するなど手軽なご飯ものレパートリー
ドリアや混ぜご飯も手軽で嬉しい軽食。レトルトのカレーを利用したドリアは、フライパンを使わずにオーブントースターだけでできるのでより簡単です。こぎつねご飯は、おいなりさん用の味つけいなりを細かく切って混ぜる工夫で、調味なしで簡単にほどよい味の混ぜご飯が作れます。春菊が苦手なら、他の青菜に替えてもいいですね。■ウインナーのカレードリア
■春菊と油揚げのこぎつねご飯
塾で食べるときなどに持ち運びもしやすい軽食
塾に軽食を持参して食べるという場合に活用したいレシピです。保温ポットに入れられる、マカロニ・野菜・ベーコンが入った具だくさんスープは、マカロニで炭水化物が摂れ、体も温まるのでおすすめ。おなじみのサンドイッチも、具材に魚を使うと新鮮。すでに味のついている冷凍のいわし唐揚げを利用するので簡単です。■お手軽マカロニスープ
■いわしサンド バインミー風
ビオサポレシピ(https://recipe.seikatsuclub.coop/recipe.html)には、他にも炭水化物の摂れる手軽な料理がたくさんあります。塾に行く前の軽食メニューがちょっとマンネリ化してきたときなどに、ぜひ参考にしてみてください。
親も子も、なるべくゆったりした気持ちで受験シーズンを乗り切りたいですね!
エイエイオー(^o^)ノ