日本には四季があり、一年の中でさまざまな顔を見せてくれます。
毎日のごはんやイベントで、つくって、食べて、
その季節ならではの魅力を楽しむちょっとしたアイデアを紹介します。
巻きがふんわり、葉がみずみずしい春キャベツは生でも加熱してもおいしいですよね。 そんな春キャベツを１玉まるごと使い切るメイン料理から半玉や1/4 玉の使い切り、少しだけ余ってしまったときにつくりたい副菜レシピまで、さまざまな活用法を紹介します。
芯まで無駄なく食べつくしましょう！
春の訪れを感じつつも肌寒さが続くこの時期。春キャベツを１玉まるごと使ったお鍋でからだを温めませんか？見た目の豪快さに目を引きますが、コトコト煮込んだキャベツは中までしっかり味がしみ込んで芯までおいしく食べられますよ。
春キャベツと人参のシャキシャキ食感がおいしいコールスローのサラダは、春のつくり置きおかずにオススメです。野菜に塩をなじませた後は、しっかり水切りすることがポイント。味が薄まることを防ぎ、カサも減るため1/2 玉のキャベツもペロリと食べられます。
キャベツ1/4 玉の使い切りオススメレシピはこちら。にんにくの香ばしさとベーコンの旨みが溶け込んだオイルで焼き上げるキャベツは、食欲をそそる一品です。シンプルな味つけにすることで、春キャベツの甘さがさらに引き立てられます。
キャベツが少し余ったときは、春巻きにしてみませんか？春キャベツとハムを巻いて揚げれば、カリカリの皮に包まれたやわらかくてあま～いキャベツを堪能できます。スライスチーズを追加してもおいしいですよ。子どもはケチャップに、大人は酢醤油やからしにつけて召し上がれ。
かき揚げを混ぜ込んだお好み焼きは、白えびと野菜の旨みがプラスされ、ワンランク上の味わいに。さらに、とろろいもを加えることでしっとりふんわりの生地に仕上がります。粗細く切ったシャキシャキ春キャベツの食感も楽しんで。
１年中スーパーで見かけるキャベツにも、採れる時期によって味わいや形が変わります。春キャベツは空気をふくんだようにふんわりと葉が重なりボールのような丸い形、冬キャベツはぎっしりと葉が詰まった楕円の形をしています。３月～４月頃は春キャベツと冬キャベツがどちらも出回る時期なので、スーパーで見比べてみても面白いですね。
来月も、その時期ならではのおいしい料理を、
つくって、食べて。
季節を楽しむ食卓のアイデアを紹介します。
