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栄養たっぷりの豚肉、偏りなく食べて健康に!  ― いろいろな部位を楽しんで

気温の高い日も増えてきて、夏本番が目の前。豚肉料理をモリモリ食べて元気を出したいですね。でも、豚肉に含まれる脂質が気になったり、お肉はヘルシーではない?というイメージがあったりと、食べることに少し引け目を感じることはありませんか? そこで今回は、豚肉について気になること、あらためて探ってみたいと思います。

<目次>
・豚肉には私たちの摂りたい栄養素がある
・気になる脂質もバランスで解決
特徴に合った調理法でどの部位もおいしく
・食べるならやっぱり生活クラブの豚肉


 
 

豚肉には私たちの摂りたい栄養素がある

私たちが普段食べている豚肉には、体に必要なさまざまな栄養素が含まれています。それらの栄養素はいったいどんなもので、体内でどんなふうに働いているのでしょうか。
 
(1)体をつくる「たんぱく質」
たんぱく質は、筋肉や臓器、血液、皮膚など、体の組織をつくる重要な成分です。酵素やホルモンとして代謝を調節したり、酸素や栄養素を運搬したりもしています。また、抗体として免疫のしくみに関わる働きも。豚肉は、体の組織や機能の維持に不可欠なたんぱく質の供給源なのです。

(2)代謝を助ける「ビタミンB1」
豚肉に多く含まれているビタミンB1。体内でエネルギーを産生する「代謝」に不可欠の栄養素です。糖質の代謝を助ける働きがあるので、例えば糖質を含むご飯と、ビタミンB1が豊富な豚肉は好相性。不足すると、糖質を主なエネルギー源としている神経や脳に影響が現れる場合があるので注意が必要です。

(3)細胞の成長に関わる「亜鉛」
ミネラルの一種である亜鉛。細胞の成長に不可欠で、DNAやたんぱく質の合成、ホルモンの合成や分泌、免疫機能などに働いています。不足すると味覚障害や皮膚炎、食欲不振などが起こることが知られています。

こうした栄養素が豚肉には豊富に含まれています。私たちは日々いろいろな食品を摂ることで、自然に生命の維持に欠かせない大切な栄養素を体に取り入れていますが、豚肉を食べることには、栄養素の面でこのような意味があるのですね。

 

気になる脂質もバランスで解決

豚肉というと「脂が多い」というイメージを思い浮かべることもあるのでは? 豚肉にはさまざまな部位があり、脂質の多い部位と少ない部位があります。そして、それぞれの部位にそれぞれのおいしさがあります。

<部位ごとに見る脂質の量>
部位 かた かたロース ロース ばら もも そともも ヒレ
脂質の含有量 17.2% 19.3% 22.6% 40.1% 15.1% 20.3% 1.7%
日本食品標準成分表2020年版(八訂) ぶた[中型種肉]

肉などの動物性脂肪に多く含まれている飽和脂肪酸を摂りすぎると、健康リスクが高まってしまうことがありますが、いろいろな部位を食べること、さらに主食、主菜、副菜をそろえたバランスのよい食事の中で食べることで、脂質の摂りすぎを避け、先に述べた栄養素が含まれる豚肉をおいしく食生活に取り入れることができます。

 

特徴に合った調理法でどの部位もおいしく

豚肉の部位の特徴を知って、それに合った調理法で食べると、いろいろな部位を偏りなく楽しめ、料理のバラエティーも広がるのでおすすめです。ビオサポレシピからいくつかご紹介します。


【モモスライス】
モモは運動量が多く脂肪が少なめの部位。モモスライスは粉をまぶして焼くと、水分と旨みが閉じ込められジューシーに仕上がります。

■豚肉のコクうま生姜焼き

■フライパンで豚肉唐揚げ


【モモブロック】
モモ肉はブロックをまるごと使った料理もおすすめ。しっとり仕上がり、ごちそう感も出て食卓が華やかに。

■ゆで塩豚


■しっとりポークグリル


【バラ】
脂の旨みが魅力のバラ肉は、脂のおいしさを堪能できる料理がおすすめ。たっぷりの野菜と一緒に食べたいですね。

■ネギ塩レモンに合う!カリッと豚バラ焼き


■フライパンで簡単!サムギョプサル



食べるならやっぱり生活クラブの豚肉

豚肉の栄養価や部位に合った調理法について紹介してきましたが、毎日の食事にはやっぱり生活クラブの豚肉がおすすめ。おいしさや安心につながる理由があります。


●飼料用米で育つ「日本の米育ち豚」
飼料の安全性にも気を配り、遺伝子組み換えの混入を防ぐため分別されたトウモロコシを配合した飼料に、国産の飼料用米をブレンド。どこで誰が育てたのか、精肉になってからの流通経路などもすべて明らかになっている、食べる人の安心を考えた豚肉です。

●健康を第一にのびのびと飼育
自然の光や風が入り、豚が自由に動き回れる広さの開放型豚舎で豚を育てています。飼育期間は約200日。長い時間をかけて健康に育てています。

脂は豚肉のおいしさを特徴づけるものですが、飼料用米をブレンドした飼料で育った「日本の米育ち豚」の脂は、甘みがあっておいしいと評判。健康に育った豚の肉を部位の偏りなく食べるよう心がけると、脂質の摂りすぎを防ぎながら、豚肉ならではの栄養素を摂ることができます。豚肉の特徴やよさを理解して、毎日の食生活で健康的にそのおいしさを楽しんでいきましょう!


【参考】
●農林水産省「脂質やトランス脂肪酸が健康に与える影響」
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/trans_fat/t_eikyou/

●生活クラブ「日本の米育ち三元豚」
https://seikatsuclub.coop/item/meat/pork.html

●日本食品標準成分表2020年版(八訂)_文部科学省
https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_01110.html

●「たんぱく質」_「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書_厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44138.html
 

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