楽しく健康的に!お酒との付き合い方
ビオサポだより筆者の私は、けっこうビールが好きですね(^▽^)/!
最初の一杯だけではなく、何杯もビールを飲めてしまうタイプです。でも、ほどほどならおいしいお酒も、飲みすぎると健康上の問題も出てくるので気をつけないといけません…(自戒)。
お酒を飲むと太る!? 気になるお酒のカロリー
アルコールと関係のある健康上の問題の中で、多くの人にとって身近なのは、アルコールと肥満の関係。よく「お酒を飲むと太る」と言われ、気にしている人も多いですよね。一般的にお酒の成分は、水分とアルコール分がほとんどで、そこに炭水化物などの成分も少量含まれています。
アルコールのカロリーは1gで7.1kcal。アルコール度数の高いお酒は、アルコール自体の量が増えるので、カロリーも高くなるようです。
例えば100gあたりで比較すると、ビールは40kcal、赤ワインは73kcal、焼酎は146kcal、ウイスキーは237kcalです(日本食品標準成分表2015年版(七訂)より)。
でも、ビールとウイスキーでは確かにビールのほうがカロリーが低いとはいえ、ウイスキーを水で割ってちょびちょび飲むのとビールをがぶがぶ何杯も飲むのとでは、もちろん摂取するアルコール量も変わってくるので、単純に100gあたりのカロリーの高さだけでは比較はできません。
銘柄にもよりますが、ビール1缶(350ml)あたりのエネルギーは、140~180kcal程度。ご飯茶わんに軽く一杯(約150g)のご飯が約240kcalなので、ご飯を控えていても、お酒を飲みすぎるとエネルギーの摂り過ぎになってしまうかもしれませんね。また、お酒からは栄養素はほとんど摂れないことにも注意が必要です。
お酒と共に食べる高カロリーのおつまみが要注意!
そして、「お酒を飲むと太る」と言われるのには、アルコール自体のカロリーもさることながら、お酒と一緒に食べるおつまみが脂っこいものやカロリーの高いものになりがち!ということも一因になっているようです。特に外のお店で飲んだりするときには、気づくとテーブルの上のお皿が高カロリーのものだらけ!ということがよくありますよね。唐揚げ、ポテトフライ、コロッケ、チーズ、餃子、ピザなどなど…。
確かに、お酒と共に食べるこうしたおつまみはとってもおいしいんですが、あとでカロリー計算してみると青くなってしまうかもしれません…(@_@) お酒の量と共に、おつまみの中味も少し気にしたいですね。
おつまみには野菜多めの料理を心がけよう
お酒のおつまみに選ぶなら、少しでも「野菜多め」を心がけるのが、カロリーを抑えるコツ。そこで、お酒のおつまみにもぴったりな手軽な野菜料理のレシピをいくつか紹介します。家で飲むときにこうしたおつまみを一品取り入れるだけでも、健康的なお酒になりそうです。
■ブロッコリーとえのきだけのごま和え
電子レンジでチンするだけ、調味も万能つゆとごま油を回しかけるだけで簡単。仕上げのすりごまの香りがいいですね。
■丸ごとトマトのおひたし
トマトを丸ごと使ったおしゃれな見た目の一品は、おつまみにも向きます。白だし+根生姜・大葉という和風味が新鮮。
■チンゲン菜の蒸し煮
切って並べてチンするだけの手軽さ。白ワインとブラックペッパーで調味する洋風おつまみです。
■鮭の味噌ちゃんちゃん焼き
味噌味でおかずにもおつまみにもぴったりのレシピ。魚とたっぷりの野菜を摂ることができ、栄養的にも◎。
これから年末年始にかけて、集まりや宴会でお酒を飲む機会も多くなる季節。ちょっとした工夫で、より健康的により楽しくお酒と付き合えたらいいですね。
【参考】
厚生労働省 e-ヘルスネット「飲酒」
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionaries/alcohol